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プロ講師から中学受験指導のポイントを伝授!【第1回私立中学受験コース研修会レポート】

ユリウス本部では、指導者の「教える力」をサポートするため定期的に指導者研修会を開催しています。

ユリウスの私立中学受験コースでは、日能研監修の「Nカリキュラム」に従って指導をおこなっています。そのため『Nカリキュラムの正しい指導法を学び、より「合格」に直結した指導ができるようになること』をテーマに、年4回のカリキュラムを構成して研修会を実施。第1回となる今回は、中学受験専門の人気プロ講師によって、受験生最大のヤマ場である夏期講習に向けて外の熱気にも負けない熱い研修がおこなわれました。

研修会の様子:センター北会場・国語

センター北会場で実施された国語の研修では、①Nカリキュラムの構造について、②実際の指導技法と実演、③グループワーク:解説案作成と発表の3パート構成で研修がおこなわれました。

①Nカリキュラムの構造について

Nカリキュラムの特長は、入試に必要な力から考えた「逆算方式」と、学年が進むにつれて同単元を発展して学ぶ「大テーマらせん構造」。配付資料を元に、学年ごとの役割と到達目標を明確にしながら説明がおこなわれました。

②実際の指導技法と実演

研修を担当したプロ講師の長年の経験をふまえて「注目させるべきポイント」や「具体的なヒントの出し方」などについてお話がありました。巧みな話術と理路整然としたトークに、時に笑いが起こるタイミングもありながら真剣に聞き入っています。

③グループワーク:解説案作成と発表

実際の指導法を考案するグループワーク中の一幕。「くじで当たったグループは前で発表してもらう」と告知があったため、和気藹々とした雰囲気ながらも緊張感が漂っていました。プロ講師によるアドバイスにも熱が入ります。

研修会の様子:南浦和会場・算数

算数の研修では、①実際の入試問題を「算数」で解く、②入試問題とNカリキュラムの対応について、③文章を「視覚化」するための指導法(線分図・面積図)の3パート構成で研修がおこなわれました。

①実際の入試問題を「算数」で解く

小学生の立場に立つため、実際の中学入試問題を解いている様子です。参加指導者の皆さんは「数学でなく算数で解く」ことに悪戦苦闘しながらも、一問でも多く解こうという姿勢で手を止めず進めています。

②入試問題とNカリキュラムの対応について

先ほど解いた入試問題がNカリキュラムのどの問題と対応しているかを探し、「逆算方式&大テーマらせん構造」を実感してもらうワークの様子です。テストの緊張感から解法され、指導者同士で活発にコミュニケーションを取りながら進めています。

③文章を「視覚化」するための指導法(線分図・面積図)

中学受験では、小学生がわかりやすく問題を解くために文章を視覚化するツールとして「線分図」や「面積図」がよく用いられます。このパートでは、研修担当のプロ講師が実際に小学生を教えてきた経験から、「図を書く際には『書き順』を意識させ、生徒自身が自力で書けるように解法を整理する必要がある」というお話をいただき、何度もうなずきながら聞いている指導者が多く見られました。

アンケート・感想より

参加指導者に提出いただいたアンケートを「とても参考になった」「参考になった」「あまり参考にならなかった」「全く参考にならなかった」の4段階で分析した結果が左のグラフです。
参加した指導者の92%から「とても参考になった」という感想をいただきました!

また、
「プロの講師の考え方が学べてよかった」
「日能研に通っていたときとは違う視点で考えることができた」
「研修内容がすごく面白かったのでまた参加したい」

という声が多数ありました。


アンケートのコメント部分からは、
「生徒に考えさせるための引き出しの多さに感動しました」(国語)
「小学生にもわかりやすいように、抽象的な話のみをするのではなく、具体例を取り入れて解説できるようになりたいと思いました」(国語)
「板書が驚異的に綺麗でした」(算数)
「今回の研修会で、考え方やちょっとした工夫で小学生が理解できることを知りました」(算数)
といった、プロ講師の「すごさ」に感心した意見が多く見られ、それを自身の指導に取り入れていこうとする決意がうかがえます。


また、今回の研修内容を教室に持ち帰って他の指導者にも伝えたい!という感想も多数。
図を書く際に見やすく、考えやすくするため、細かいことまで気を配る重要性を伝えたいです」(算数)
「対比や具体例など、大学生ではわかることでも小学生にとっては違うんだという、小学生視点で考えることが大切だということを伝えていきたいと思いました」(国語)
といった「小学生に教える」という視点からの声や、
個別指導向けの資料を作り、実際の効率的な指導法を実演しながら伝えようと思います」(国語)
「指導者に実際に問題を解いてもらうことで、大学生と小学生の間に生じるギャップを埋めていく経験をしてもらう」(算数)
といった具体的手法に言及した声も聞かれました。

レポート総括

今回の研修には、中学受験を経験していない指導者の方も多く参加されていましたが、「小学生に受験勉強を教えるってこういうことなんだとわかった」というような感想をいただけました。第1回に参加いただいた指導者の意見を集約した上で第2回以降の研修も構築し、実施を進めてまいります。


ユリウスではこのような研修をおこないながら、生徒がより勉強を好きになれるよう尽力していただく指導者の皆さんの支援をおこなっていきます。
指導者というお仕事が不安という皆さんも、ぜひご安心してご応募ください。お待ちしています!